ゲーミングデバイスを選ぶときに、何をどう選べばいいのでしょうか。
ゲーミングデバイスは、遊ぶゲームとゲームのやりこみ加減によって変わってくるものです。
例えばMMOゲームをよくやる人は、サイドボタン(マウスのクリックボタン以外の、マウス側面やホイールの後ろついているボタン。)がいくつもついてあるマウスを選ぶでしょうし、マウスパッドもおける範囲によってサイズも変わります。
今回はゲームのほか、普段使うデバイスについて、どうやって選べばいいのか、またゲームを始める人だけではなく、初心者におすすめなデバイスも紹介します。
マウス
持ち方と手の大きさとプレイするゲームでマウスは変わる。
マウスは、「持ち方と手の大きさがマウスとあっているかどうか」が、最大のポイントです。
マウスの持ち方は主に、かぶせ持ち、つかみ持ち、つまみ持ち、と3種類あります。
かぶせ持ち:手を覆いかぶさるように持つ持ち方。大抵マウスを持つときはこの持ち方になる。
つかみ持ち:指先と手のひらの上部をマウスにつける持ち方。
つまみ持ち:指先だけでマウスをもつ持ち方。
3種類の持ち方があり、どれが良くてどれがダメかは一概にいうことができません。
また手の大きい方にとって、G300sはほかのマウスに比べて小さいため、人によっては扱いにくく感じることがあります。
逆に手が小さいとRazerのDeathadderは大きすぎるのでかぶせて持てないことも考えられます。
なお今回はFPSゲームを遊ぶことを中心に選んでいますが、MMORPGを遊ぶ場合は、サイドボタンがどれくらいあるのか、どこに位置しているのかも考える必要があります。
上記の持ち方と手の大きさとやるゲームによって、選ぶマウスも変わっていきます。
おすすめのマウス
Logicool G300s
安い・軽い・うまいの3拍子揃ったLogicool社傑作のマウス。
お値段はAmazonで2000円を切るというゲーミングマウス史上あり得ないほどの安さ。にもかかわらず性能は申し分なく、は4つのボタンが左右のクリック側面にあるのが特徴です。持ち手を選ばず、ボタンも豊富にあるのが特徴です。
ネックなのはマウスクリックの耐久値が1千万回と他より半分ぐらい低いです。それでも買い替えを考えれば相当安いものですので、このマウスを基に、不満が出るまで使い続けてもよいでしょう。
Roccat Kone Pure
ドイツのRoccat社のマウス。G300sのように小ぶりですが、形状はRazer社のDeathAdderのような形です。DeathAdderはかぶせ持ちにすると持ちやすいですが、形がでかいためにフィットしないことがあります。しかしKone Pureは小さめなので持ちやすく、私個人としてはつまみ持ちにして使うと相当コントロールが効くのでかなり良かったです。
こちらは最近秋葉原にいくとバルク品(段ボール等で簡単に包装された品物。中身は同じ。)として安く販売されているところがあります。このチャンスに手に入れてはどうでしょうか。
Logicool G403
有線と無線の2つあります。こちらもDeathadderに似たデザインですが、Deathadderと比べると一回り小さいですが、Kone Pureよりは大きいです。
マウスパッド
最初は布から。
マウスの上に敷くマウスパッドは、一見皆同じに見えますが、使う素材が違ったり、また材質も違います。
マウスパッドの種類は主に2種類あり、布系とハード系と2つあります。
布系は名の通り布製のマウスパッドで、やわらかく、止めやすいのが特徴です。ただし劣化しやすく、場合によっては買い替えが必要となります。
一方ハード系は、プラスチックやガラスを使用しているため、布系とは違って滑りやすさが全面に出ているのが特徴です。また布とは違って水洗い・水ぶきができるので、お掃除がしやすいです。ただしその分割高になりやすく、またマウスソールとマウスパッドが削れてしまい、使えば使うほどマウスパッドが汚れやすくなってしまうことがあります。
最初のうちは布製からおすすめします。劣化がしやすいとはいえ、乱暴な扱いさえしなければ2年程度は使えます。
マウスを置くマウスパッドのサイズは測ること。
そのあとはサイズを選ぶことになりますが。これは事前に、マウスパッドを置く場所をメジャーで縦横を直接測りましょう。
もしメジャーがない、またはめんどくさい場合は、A4用紙等をマウスパッドを置く場所に置いて収まるかどうか測っておいたほうが良いでしょう。
用紙で測る場合A4またはB3が良いでしょう。
後述するMionix SARGASを購入すると仮定しましょう。コピー用紙でよく使われるA4用紙で測る場合、用紙を置いて上にマウスを置いたとき、
用紙が机からすこしはみ出る:Sサイズ
用紙が机からはみ出ず、むしろややあまるぐらい:Mサイズ
を選ぶと良いでしょう。
A4だと小さすぎて参考にならない場合は、B3の紙を用意して図ると良いでしょう。ほぼピッタリ収まるなら、Lサイズを選んでも問題なく収まります。
おすすめのマウスパッド
Mionix SARGAS
Mionix製マウスパッドです。布製ながら汚れにも強いのが特徴で、安価ながらも高性能です。
Logicool G240
サイズはMionixのMサイズと大体同じサイズですが、最大の特徴は1mmと極薄で、マイクロファイバーを使っているため、布製ですが滑りやすいです。
Ozone Ground Level EVO
私が使用しているマウスパッドの一つでもあります。横幅90cmもあるビックサイズです。これだけ大きければマウスの可動域は相当広くなります。こういったビックサイズのものは他のメーカーでもありますので、比較すると良いでしょう。
ヘッドセット
ヘッドセットは1万円程度であれば十分。
ヘッドセットは、どうせなら1万円程度のものを購入したほうが良いでしょう。
これらもFPSゲームをするのか、それとも音ゲーをするのか、またはゲームと音楽と両方楽しむのかにもよって変わります。
今回はFPSゲームをするという点で選ぶとするならば、なるべく高音が出やすいものが良いのですが、言ってしまえば1万円台のものであれば十分良いものが手に入るので、以下のおすすめを基準にしたほうがいいかもしれません。
Hyper X Cloud Alpha
Hyper X Cloudシリーズは何といっても1万円台にもかかわらず高音質だというところ。正直Hyper X社のヘッドセットさえ買っていればよいという感じです。
Logicool G231
1万円台は厳しいという場合は5000円台(場合によっては5000円以下)で買えるG231も良いでしょう。
こちらも十分な性能を持っていますので、おすすめします。
キーボード
キーボードはよっぽどの安価でなければOK
よっぽどの安価なキーボードでなければ大丈夫です。
ただ購入したいのであれば、軸の種類については知っておいたほうが良いと考えています。
そもそもキーボードはよく職場で目にする「メンブレン式」や、「パンタグラフ型」、そして「メカニカル方式」と「静電容量無接点」のキーボードがあります。
先ほど言った軸の種類につがいくつもあるキーボードというのは、「メカニカル方式」のキーボードを示します。
軸は主に4種類あり、それぞれの軸によってキータッチの感触や音も変わります。
例えば、軽いタッチが特徴な赤軸。打撃感が強く、カチャカチャ音が軽快な青軸。赤軸を少し重たくした、バランス型の茶軸。ほかにも黒軸や桃軸といった珍しいものもあります。
どれがいいかは一概に言えません。マウスやマウスパッド同様、実際に触って体感してよいものを決めておきましょう。ちなみに私は赤軸を使用しています。
おすすめのキーボード
オウルテック Cherry社製「赤軸」
私が使用しているものと似ていたものを上記のリンクにおすすめとして入れておきました。画像はいいのがなかったので省略します。ご了承ください。
こちらは全押ししても反応するほどのキーボードなので、FPSやMMOといった同時押しが必須なゲームでも十分効果を発揮するでしょう。
以上となります。参考になれば幸いです。
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